冨田憲子アナ

ニッポン放送の現場から、買収に不快感を表明する生の声が上がり始めた。同放送の冨田憲子アナ(27)が、17日付ネット日記で「さすがに書きます」というタイトルで言及。「ラジオを聴いていると心地良くて元気になってホッとする。(中略)上にくるかもしれない人たちがラジオに対する愛情を持っていないこと、これがとってもとっても残念です」と記した。」
これを書いたアナウンサーは卑怯だと思う。
何が具体的に残念なのか。
ホリエモンがラジオに愛情を持っていない事?
社長が愛情を持っていないとラジオ放送局は何が問題なのか?
実際ホリエモンが上にくると社員の給与体系の変化による社員のモチベーションの低下以外に具体的にリスナーにとってどんなデメリットがあるのか?
それを具体化せずにさもホリエモンが支配=リスナーのデメリット、の印象を与える文章を書く正当な理由は?
そもそもこんな愚にもつかない愚痴を会社のHP上に載せる事に何もチェックはなかったのか?
これでもメディアに属する社員の公的なHP上の発言なんだろうか・・・
これが今まで外にあまり出てこなかったニッポン放送社員個人の状態を如実に表したものなのだろうか・・
だとしたらあまりにも個人的で当事者意識の無い、ただの愚痴じゃないか。
世の中にはM&Aを始めとした経営陣の交代劇に翻弄されたサラリーマンはごまんといる。
ゴーンさんが来たときも日産社員には抵抗感強かったし、福助の藤巻社長も随分苦労したようだ。
でも結局やらなきゃいけないし、やならきゃという当事者意識持たないとつぶれるだけ。
なのに、アナウンサーが先頭に立ってこんな事言っちゃう、言えちゃうニッポン放送って、
結局既得権益にしがみつく自信喪失気味のサラリーマンしかいないのかなぁ。
ニッポン放送の社員の心情ってなかなか伝わってこなくて、どんな思いでいるんだろうと思っていただけにかなりがっかりした記事だった。