産後1日

yasbay2005-08-24

昨日はとにかく疲れた・・・今日は体中痛い・・・
一昨日の夕方の打ち合わせ中にかみさんからメールが入り、「定時で上がって来て」との事。急いで翌日分の仕事を引き継ぎ、家路を急いだ。
帰宅するとかみさんの陣痛は6分間隔になっていて、7分切ったら来院せよ、との閾値を超えていたため病院に行く事にした。
但し、かみさんが既に食事を用意していてそれが日持ちしないものだった事と、出産に備えて体力つけるために全て食べてから家を出た。
うちは車持っていないのでタクシー呼んで約10分で産院到着。
早速NTSが始まって、陣痛間隔をしばらくモニターしたけど顕著な進行は認められなかったため、22時過ぎに一度僕だけ帰宅することに。
帰る時には5分間隔だったのでいつ一気に進んでもおかしくない状況だった事と、看護婦さんから「旦那さん何分くらいで病院までこれる?」と聞かれたので何だか切迫した雰囲気を感じてしまい、帰宅しても3時頃まで寝付けなかった。
翌朝は7時から開いているとの事だったので、6時に起床しあれこれ荷物を準備し、会社に休む旨、及び引継ぎ内容を再確認するメールを出し、病院へ。
7時過ぎに着いたところかみさんは陣痛室に入っているとの事だったので急行してびっくり。昨晩と打って変わって憔悴しきった状況で陣痛間隔も変わらない状態で一晩過ごしていた。そこから昼12時まで5分間隔の陣痛マッサージが始まった。
かみさんはこっち向いて横向きに寝ている。
腹には胎児の心拍数と陣痛のモニターが2個。
陣痛が始まるとモニターの数値が一気に上がっていき、かみさんが唸りだすので、急いで立ち上がり、中腰状態で右手でかみさんの肛門を押さえ(これも加減を間違えるとかえって痛がる)、左手でかみさんの腰を強烈にさする。陣痛は約30秒程度。
朝7時から12時までの5時間に5分間隔で30秒の陣痛対応。これが本当に辛かった。
単純計算すると、60回もの回数になり、これが着実にボディブローのように僕の体力と気力を奪っていった。
お昼前には両家の親が集合完了。
12時ちょい前にトイレに行った直後破水。
これで一気に子宮口が開き、分娩室に移動。
立会い希望だったので一気にヒートアップしてやる気満々(何を?)だったんだけど、分娩室の準備とか何とかで、結局あと1、2回イキんだら産まれるって状態でようやく立会い。
最初はあられもないかみさんの姿に目を見張ったけど、イキみ始めたかみさん見てるだけで半べそかいてしまい、産まれた瞬間も半べそかいてしまった。
ほんと「すげ〜!!」って感じ。上手く表現できないなぁ。
すぐにかみさんだっこさせてもらってるところを写真に撮って、かみさんと赤ちゃんは後処理へ。僕は撮った写真を親に見せるべく待合室へ。
一通り写真見せたらドッと疲れが出たけど、息つく暇も無く友達に産まれたメール送信。
次々帰ってくるおめでとうメールに対応してたら、かみさんの後処理が終わったので親と共に面会。その後かみさんのお昼が出たので起き上がれないかみさんに食べさせた後、赤ちゃんが綺麗になって来たのでおっぱいの時間。
まだ出ないみたいだったけど、懸命に吸い付く姿に完全にノックダウン。
疲れてたのもあり「もうどうにでもしてくれ・・・」って感じだった(笑)
その後新生児室に入った赤ちゃんをみんなで飽きもせず眺めている間にかみさんは一眠り。
最後帰る時にかみさんはすっきりしていたみたいだけど、僕はダウン寸前。
うちの両親に送ってもらいながら近くのファミレスで晩飯をおごってもらい、家に帰って一人で祝杯挙げて、仙台の弟夫婦とTV電話して寝た。
意外と今日になっても冷静な自分がいて少なからずびっくりだけど、多分男はそうなんだろうと思う。一緒に生活していきながら少しずつ実感が湧いてくるもんなんだろうなぁ。
今日も早めに帰って病院に行こうっと。