1歳と49〜54日目 訃報の連鎖

先週の13日の金曜日は、学生時代の友人と両国のチャンコ屋「霧島」で豪勢に飲み食いした。でも一人9,000円は辛い・・・
土曜日は一日のんびり&気が向いたら勉強。
日曜は情報処理系試験のため、朝7時過ぎに起きて千葉駅からさらにモノレールに乗って遥々「東京情報大学」ってところまで受けに行った。
物凄く遠くまで行った感じで、受験のためというよりちょっとした日帰り旅行の感があった。
15時過ぎに試験を終えて帰路へ。
千葉そごうででも何か美味しいもの買おうと思って家に電話したところ、かみさんから意外な答えが帰ってきた。
「今朝福岡のおばあさまが亡くなったそうよ」。
・・・モノレール千葉駅の長いエスカレータを降りながら呆然自失。
今年春に電話で話したときには、デビの成長を本当に喜んでくれ、35歳になった僕を「○ちゃん」とちゃん付けで呼んでくれ、96歳にしてなお相変わらず大家族の長たる気風があったのに。
実家に電話して事情を確認し、葬儀への参列等相談した。
同時にうちの課長に連絡。もしかしたら月曜、火曜あたりに休みもらうかもと。
親父と相談の結果、諸処の事情により、両親のみ参列することとなった。
ばあちゃんとお別れがしたかったは事実だが、仕方のない事情というものを理解し、受け入れる事のできる大人になったってことなのか・・
改めて課長にその旨連絡しようとしたら「もう忌引きの手続きしておいたよ」と。
なら休んじゃおうと思い、月曜、火曜は休んだ(さぼった)。
日曜の夜、親父や弟と一通りの今後の話をした後、かみさんと飲みながらあれこれ話してたら突然涙が出てきて止まらなくなってしまった。
何故1ヶ月の間に二人も・・・
運命の連鎖なのか。
お酒のせいもあったんだけど、とてもとても寂しい思いにかられ、思いっきりかみさんに抱きしめてもらわなければ叫びそうだったくらい。
かみさんは何も言わずに涙を流しながら抱きしめてくれた。
月曜は、かみさん&デビと超ロング散歩に出かけた。
「ここは本当に千葉市?」と思わせる位、木々が深く、虫や鳥の鳴き声以外の音は聞こえない散歩道をのんびり延々10km弱、3時間も歩いた。
デビもとても機嫌が良く、かみさんもとてもすがすがしい顔をしていた。
時折ばあちゃんの事を思い出して、鼻の当りがツーンとする事も何回かあったけど、先日の3連休の時もデビの体調不良で看病で終わってしまったので、10月のとても良い気候の中、楽しい時間を過ごせた。
火曜日は、朝から起きて、かみさんが弁当を作ってくれ、僕は洗濯やら掃除やらを片付けて、3人で千葉市動物公園に出かけた。
立ち上がるレッサーパンダの「風太」で有名なんだけど、風太は寝てた(笑)
物凄い数の小学生の遠足組も14時くらいにはみんな帰っていって、平日ならではののんびりした空気の中で久々の動物園を楽しめた。
デビは動物見ても「何あれ?」くらいの興味しか占めさず、どっちかというと檻の鉄格子を掴みたがったり、おばちゃんの鞄をつまみたがったり。
子供が動物と触れ合えるコーナーで羊を見たときにはかなり興味深々だったけど、動物園にも「2歳以下の子供は触っちゃ駄目」と書いてあったので、キャーキャー騒がれながらも触らせなかった。
16時くらいにのんびり家路についた。
夜、葬儀に参列した親父の話を色々聞いて、ばあちゃんのあまりにも変わり果てた姿や、死に至るまでの様子を聞いて憤激した。
今後、親父、弟と結束し、筋をしっかり通すために戦わなくてはいけない。
その思いを強くした。