2歳と325〜332日目 凄い夢

高校時代の彼女が住んでいた大磯駅にいた。
東海道線が駅に着き、ドッと人が降りてきて、
その中に高校時代の彼女がいた。
お互い会うのは実に15年ぶり位。
当然見たことがない、36歳の彼女なんだけど、
不思議に年相応に見えるのが不思議。
並んで歩きながら、近況について話し合う。
何となく、今の彼女の家に行く事になる。
「おお!大磯の閑静な住宅街に家を持ったの
か!」と驚くと「そんなんじゃないよ」と彼女。
「息子が大きくなったから手狭で引っ越した
い」と言うので「そっかぁ、男の子がいるん
だ」と心の中で思い「いくつくらいかなぁ、
デビよりはお兄ちゃんなんだろうなぁ」とか
思っていると、「今日は息子はバイトでいな
いけど、後2時間くらいで帰ってくると思う」
と彼女。
「へ?バイト?」と聞くと、「そうだよ、20
歳で大学生」と彼女。
「!!20歳?!」
猛然と頭の中で計算する。
僕も彼女も今36歳だから、息子が20歳って事
は彼女が16歳の時の子・・・
って事は僕らが付き合っていた頃・・・
「停学中だった時に産んだの」と彼女。
本当の彼女は停学にはならなかったけど、夢
の中の僕は「え!!あの1年間で?」って感じ
になり、それってことは・・・
その途端、大磯の道端にしゃがみ込む僕。
そんな僕を少し寂しそうな笑顔で見ながら歩
き続ける彼女。
気を使うように「ううん、違うよ。違う人と
の子」という彼女。
それが嘘だって事がアリアリと分かっている
僕。
やがて海の近くに着くと、北海道の海沿いな
んかにある番屋みたいな建物(北の国からで、
純が住んでいた感じ)に着き、「ここだよ」
と家に入る彼女。
もう、どうしていいか分からず完全に打ちの
めされて後に続く僕。
「あ、息子が帰ってきた」との声で入り口を
見た瞬間、僕の隣で寝ていたデビの足が僕の
腹に当たり、目を覚ました。
30分くらい布団の上で天井を見つめながら
ボーっとしてしまった。
凄い夢だった。