2歳と333日目 風邪

かみさん&デビが3日くらい前から、鼻をズルズルやってる。
どうも、天候や気温の変化でやられてしまったみたい。
一緒の部屋に寝起きして、6月以降は短パンTシャツで寝て
る僕。全く風邪の症状無し。
うつらない風邪ってのもあるんだろうか。
昨日は、久しぶりに定時に退社。
ボーナス出たので帰りにデパートに寄り、普段買わない
良い肉でも買おうと地下に向かう。
ガラスケースに陳列した、個体番号付きの和牛にはさす
がに手が出ない。
国産牛の肩ロース薄切り250gで1700円ってのに目が止まる。
100g700円弱・・・結構するなぁと思うと決断が鈍り、思
わずかみさんに相談する僕。
間髪入れず「高すぎ!」と突っ込まれタジタジに。
結局、ちょっと高い鶏モモ肉にした。
晩御飯が、風邪引いてるかみさん&デビ向けに、鍋焼きう
どんだっていうので、水炊きっぽくなればと思い。
でも、これじゃボーナス支給日の晩御飯っぽくない!と
思い、意を決して対面販売の精肉店のガラスケースの前へ。
思い切って言ったのが「ビアサラミとタンスモークを100g
ずつ」。
いずれも100g100円台。
結局こんなもんよ。
しかも、包んでもらっている時に、背後から「只今から
ブロッコリーが一つ100円!並んでいる分だけだよ〜!」
との声が上がったので、肉の包みを受け取るのももどか
しく、急ぎ足で買いに向かう始末。
生鮮食品を詰め込んだビニールを持って電車に乗った。
最寄の駅の一つ手前で降り、自宅のすぐ近くのバス停に
止まるバスを待つ列に並んでいると、仕事の電話。
仕方なく列から離れたところに行き、用事を済ませて列
の最後尾に並ぼうとすると、さっき僕の次に並んでた女
性が「空けてありますよ」と声をかけてくれた。
何だかとても嬉しい気持ちになり、満面の笑みでお礼を
言い好意に甘える。
その女性の次に並んでた人も心なしか笑みを浮かべてい
て、周りがみんなその女性の気遣いを好意を持って捉え
ているのが分かる。
良い空気って、たった一人のちょっとした気遣いで生ま
れる。
僕も生みたいなぁとバスに揺られながら思った。