3歳と39〜44日目 

先週は火曜、水曜で仙台出張。
水曜の7時!に客先でアポだったので前泊することになった。
新幹線の時刻見たり、ホテルを探したりしているうちにふと
思いついたのが、高速バス&ネットカフェ。
夏休みに大挙して上京する若者を見るにつけ、そのバイタリ
ティというか安価追及の方法に驚いたりしていたんだけど、
今度はこっちがやってやろうじゃないかと(笑)
23時過ぎに都内を出発し、早朝に仙台に着く便は既に満席。
17時過ぎに出発して、23時頃仙台に到着する便をネット上で
予約し、コンビニで運賃を支払った。
その運賃は、何と2,700円!
5時間の道のりで、途中のサービスエリアで2回ほど休憩もあ
るって言うんで、特に座席のグレードとかには拘らなかった。
次にネットカフェを検索。
高速バスの停留所から徒歩ですぐのところに、シャワーだの、
VIPルームだのを完備した比較的奇麗そうなお店を発見。
ここにしようと目星をつけ、仕事を早めに切り上げて、バス
の出発地点に向かった。
新宿のセンタービル横が出発地点。
自分が乗るバスを確認し、出発までまだ20分くらいあったの
で、近くのコンビニでおにぎりとお茶を購入。
トイレの付いていないバスだったので、ビールは諦めた。
バスに乗ると座席表が張ってあって、かなり余裕のある席順
で、40名定員のところ10名ちょっとの乗客。
座席に座るや否や、アイマスクをして耳栓して寝始める人も
いれば、おしゃべりしまくりの若い女性二人、結構パリパリ
っぽいOL風の女性や、ビジネスマン風の男性が数人等々
やがて、バスが出発したんだけど、上半期の締め日だったし、
夕方で小雨って条件が重なり、都内はものすごい渋滞だった。
結局、新宿を出発して、王子の首都高入口に入ったのが1時
間後。途中、トイレに行きたいとゴネ始めたおっさんのため
に、コンビニ脇に止まり、おっさんが帰ってくるのを待つと
いう、ちょっとムカつくこともありつつ。
で、ようやく高速に乗り、まずは埼玉県の羽生SAで休憩。
平日の夜のSAってこんなに空いてるんだぁ、と思いながら、
のんびり過ごす。
で、走り始めたところで寝ることができて、約2時間後に次の
休憩で安達太良SAに到着。
気温もグッと下がって15℃。
ここでようやくかみさんに今回の旅の様子を伝えると、結構
びっくりしていたけど、大笑いしていた。
で、23時半過ぎに、予定から40分くらい遅れて仙台駅に到着。
駅前で軽く食事をとり、ネットカフェに行ってみた。
結構落ち着いた雰囲気でホッとしたものの、通されたVIPルー
ムを見て唖然としてしまった。
ルームというより、ブースになっていて、壁の高さは160,170
cmくらい。
ちょっと背を伸ばせば、ブースの中の人が見えそうな感じ。
1畳半くらいのブースにはPCとリクライニングシートがあり、
リクライニングシートを倒して寝ることになる。
ホテルではないので、シーツも枕もブランケットもない。
天井まで壁があるわけではないので、店内の音が丸聞こえ。
スーツを着ていたので、ズボンだけ脱いで、申し訳程度にシ
ートにかけてあったタオルを腰から下に巻き、ティッシュ
耳栓して、翌日用のパンツを顔に乗せて(笑)寝た。
といっても寝付けたのは2時を回っていたし、起きたのは5
時半で、寝た感じがしなかった。
起きた後、カウンターに行き、シャワーを使いたい旨伝える
と30分待ちとのこと。
ここでようやくマンガを借りて時間をつぶす。
ほどなくして店員さんが呼びに来てくれたので、シャワールー
ムへ。
シャワールームは清潔で使い勝手良かったのでホッとした。
下着から何から全部着替え、気分を変えていざ出発。
会計は計2500円。安いなぁ。
安いけど、疲れが取れなかったので、スーツで翌日仕事がある
場合にはちと辛いと思う。
仕事は無事に15時くらいに終了し、客先で教えてもらった季
節限定のお菓子「霜ばしら」を仙台駅で買い、ついでにデビの
大好物のじゃがりこの東北限定版ずんだモチバージョンを購入。
さすがに帰路ははやてでアッと言う間の1時間半。
高速バスも、ネットカフェも、用途とタイミングを上手く合わ
せれば、十分節約になると思う次第。
デビはそんな苦労も知らず、霜ばしらもじゃがりこも凄い勢い
で平らげ、僕はほんの一口しか食べられなかった。