40週0日

今日は予定日&定期検診。
予定日って事もあるし、今後の話も聞きたかったので午前中会社休んで産院に付き添った。
最初にNST(NonStressTest)ってのを受けた。腹に二つのモニターを付けて、胎児の心拍数と陣痛、及び胎動頻度のチェック。
トライアスロンかじってた時にハートレイトモニターってのを胸に着けてトレーニングしてたんだけど、多分原理的には同じようなもの。
正産期に入ってからの要注意事項はズバリ胎児の酸素不足状態との事。
この酸素不足ってのにも慢性のものと急性のものがあり、慢性の酸素不足である否かは羊水量のチェック(十分あるかどうかを、超音波検診にて胎児と子宮壁との間隔を測る事で判る)で、急性の可能性の有無については今日のNSTでチェックした。
結果的には両方とも良好なので、今後1週間の間に酸素不足に陥る可能性は2000分の1の確率らしい。
この確率に関しては、この産院の医師が米国(がどうも世界的に産科が発達していて、参考となる様々な基準値をはじいているらしい)のデータから引用している数値らしく、この医師が信頼を寄せているらしいデータ。
で、次回は5日後にまたNSTを受けて胎児の状態をチェックする。
基本的に日本では42週まで様子を見ることもあるらしいし、妊婦の都合で陣痛促進を行う産院もあるが、両方とも医学的に(というより統計的にだと思ったけど)確固たる根拠のある処置ではない、との事。
で、前出の米国データに拠ると、41週4日(だったかな?)が一つの境になり、そのタイミングでの酸素量によって陣痛促進または帝王切開(確かN/Sとか表記されてた)により出産させる、って事らしい。42Wを超えてくると酸欠状態に陥りやすくなるので危険度が上昇する事だけははっきり理解できた。よって今月中には出産する事は確実という事。
この産院でどの方針で今後の処置を進めていくのかが今ひとつはっきりしなかったんだけど、予定日超え=即陣痛促進ってのは生理学的にどんなもんかと疑問を持っていたので、現時点では納得できる説明だったと思う。
、という以上の説明はあくまでもかみさんと医師の間で行われたものなんだけど、この産院の良いと思うところは、これらの説明をしながら医師がノートに手書きで要約し、それを渡してくれるところ。
かみさんはどちらかというと超音波の様子に気を取られて説明内容をうる覚えって事が良くあるんだけど、このノートを見ることで僕も内容を把握できる。これは有難い。
で、今日の結論は「しばらく待て」って事。焦らずのんびり待ちましょう。