チャングム

出来杉君でしょう。いくらなんでも最後に皇太后に呼ばれる辺りはあり得んだろう。
しかも彼らを追放した張本人たちまでニコニコと向かえちゃって。
韓国流なのかなぁ、あの全てを一括で解決してしまうエピローグは。
どうせならクミョンも帰ってきてもらってミンサングンの下で一生懸命働いてて、チェ一族の長(あれ?チェサングンのお兄様って死んじゃったかな?)が改心しててカンドックと仲良く仕事してて、チェ一族の殺し屋(あれ?死んじゃったっけ?)がミンジョンホの部下として活躍して、オギョモが寺子屋の先生になってるような感じのエンディングでもいいんじゃないかと。
チャングムは韓国医学界における帝王切開の祖になってしまったけど、史実としては多分残ってはいないんだろうと思う。
鍼で麻酔って本当にできるんだろうか。って思って調べたらできるらしい。
http://www.meiji-u.ac.jp/secretar/ekimae/web7.htm
チャングムは韓国医学界における麻酔の祖になってしまったけど、これもやっぱり作り話かな。
チャングムとミンの旦那が名誉回復した経緯がイマイチ分かりにくかったんだけど、つまりこういうことかな?
・王様存命中に「2代に渡って名誉剥奪」と王命下る。
・王様崩御
・王様と前の后との子供が王様になったけどほどなく崩御。これで「2代に渡って」が終了。
・ここでミンの旦那とチャングムは逃げ隠れしなくても良くなったが、知らずに逃亡生活続行。
・王様と皇后との子供(チャングム天然痘から助けた子供)が王様に。
ヨンセンの直訴で名誉回復へ。
ここで疑問。何故二人は明に行かなかったんだろう。
船に乗ろうとして自分達の人相書きがあったから?あの船は明行きの船だったのかな?
疑問その2。医女は結婚して子供を設けてもいいのかな?
チャングムが王様にミンジョンホとの仲を聞かれた時、まるで罪を告白するような感じだったので、やっぱり医女も王様のものなのかなぁと思っていただけにちょっと意外だった。
疑問その3。医療を続けていたチャングムが医女に復帰するのは分かるけど、8年間家計を支えるために家内制手工業に勤しんでいたミンの旦那が、8年のブランクの後に国政の中枢にいきなり復帰とは。まぁ、ドラマだからなぁ。
いずれにしても最終回途中からグズリ出した赤ん坊をあやしながら見終えた後、かみさんとパチパチと拍手した。いや〜面白かった。