アキバ君にやられた。

昨日の帰宅途中、秋葉原から乗って来たみるからにアキバ君の20歳位の二人組みの会話。
A「やっぱり1色の方がいいと思うよ」
B「でも○○(何かは不明)の時に試したんだけど思わしくなかったんだよね」
A「○○と××(今回懸案の何か)は根本的に一緒と考えちゃいけないよ」
B「確かにそれは一理あるけど、あまり僕がオリジナル色出しても・・」
彼らはどうも、フィギアか何かの髪の毛の色を1色にするか2色にするかで議論しているらしく、Aはちょっと強引、Bは熟慮型の感じ。
最初はそういう仕事の人なのかな?と思ったけど、会話の内容からそうじゃ無い事がすぐに分かり、結構コアなアキバ君のコアな会話が聞ける面白い状況である事が分かった。
車内は結構静かで、彼らの雰囲気と会話の内容に周りも引き込まれていた感じ。
で、周りの人々は見るからに「ははぁ〜ん」というか「これがアキバ君かぁ」みたいな雰囲気。
A「オリジナルかどうかは見る人が決めるべきであって、やっぱり1色の方がいいよ!」
とそれまでとは違うちょっと大きな声で主張。
B「そんなに大きな声出さないでよ」
とたしなめるような声でB。
ここで僕は、というか周りの人は「ふ〜ん、自分達の会話が周りから見てちょっと変わってるって事自体には気が付いているんだ〜」と思った。
その次の瞬間、
B「そんなに大きな声で言われると1色じゃなきゃいけないと思い込んじゃうから!」
と思いつめたような声。
僕を含めて笑い出すのをこらえるのが結構大変だった。
ほんとまるでコント。
Bの彼、今日もまだ悩んでるんだろうなぁ。