産後182〜184日目 全快&また一歩成長

先週水曜から続いていたデビの不調は、日曜にようやく全快した。
今回の症状としては、

  • 大量に頻繁に吐く。
  • 発熱(二日目には38度越え)
  • ミルクの量が減る(一回50mlほどを一日3回)
  • 体全体が脱力

といった感じで、咽喉、鼻、下痢の症状はなかったものの、多分風邪だろうと。
しかし、あれだけ普段活発で、ともすると相手するのが苦痛になるほど?の子供が脱力して「ふぇ〜ん」とか細く泣く様子ってのは心配でたまらん。
土曜日に予定していた、両家、兄弟を呼んでの初節句のお祝いも敢え無く中止になってしまった。両家ともとても残念そうで申し訳なかった。特に、ついでとは言え仙台から来てくれる事になってた弟夫婦は、仙台に帰る前に明るい電話もらって嬉しかった。
土曜日は一日3人でのんびり過ごし、日曜日に朝起きてみたらデビはすっかり上機嫌。
ミルクもいつもとおり飲むし、でかい声で遊べ!と叫ぶ。ホッとしたらウルっと(笑)
かみさんとも話したんだけど、二人目の子供は確かに欲しいけど、こんなにかわいいデビをお姉ちゃんにするのは忍びないなぁと。
で、元気になったデビと3人で、大事を取って出かけずに家でパジャマ着たままトリノ五輪フィギュアスケートのエキシビジョンの録画を見ていたら、ピンポーンと玄関のチャイムが鳴った。
「また○○新聞かなぁ」と言いながらインターホン出たら「○○おばちゃんです」と聞きなれない声。「は?どちら様ですか?」とすっかり変人が来たと思った僕は冷たく言い放ち、そのまま無視しようとしたら「福岡の○○・・・」と聞こえ、「!!??」。
それは、福岡に住む、もう5年位会っていなくて年賀状のやり取りしかしていない叔母の名前だったので、ギョッとして、パジャマのまま玄関のドアを開けたら・・・
果たしてその叔母と、叔母の息子(つまり僕の従兄弟で10年位音沙汰無し)が立っていた。
もう、本当に度肝を抜かれたというのはこのことで、かみさんが慌てて居間の布団片付ける音が奥で聞こえるし、それより何よりまずパジャマ着替えなきゃって感じだし、そんな事より福岡にいるはずに人が何故ここに今いるの?と。
玄関先にデビを連れて行ってかみさんが家を片付ける間叔母と従兄弟に代わる代わる抱っこしてもらいながら立ち話していたら、その叔母の従兄弟っていう人が僕の家のすぐ近くに住んでいて、そこに今遊びに来ているとの事。
で、僕の年賀状に住所乗ってたから、デビのお祝いを届けようと思い、成田に住んでいる僕の従兄弟(成田に住んでるって事も全く知らなかった)と連れ立ってアポ無しで来たというわけ。
確かに年賀状には電話番号載せてなかったなぁとか思いながらも、あまりの突然の訪問にあたふたしていたら、「いいよいいよ、本当にデビちゃんの顔見に来ただけだから」と「ま、お茶でも」と一応お誘いしたのを振り切り帰って行った。
その間、およそ5分間。
かみさんと僕はポカ〜ン状態。
ハッと気が付いて実家に電話したら、「あっそう」と。
は?うちってアポ無しとか有りだったっけ?
・・ま、いいや、とかみさんと二人で苦笑。
お祝いに来ていただいたんだし、アポ無しでも行っちゃえって気軽に寄ってくれたんだし、そういった意味じゃ嬉しいんだけどねぇ。
しかし、10年ぶりとか5年ぶりに会う方法としてはどうかなぁと。
従兄弟と言っても、男5人の年の離れた兄弟だった4男の父の息子である僕と、長男の息子であるあちらは既に50歳間近。
もうちょっとやりようもあっても、と愚痴言っても後の祭り。とにかくお返しだけは忘れないようにしなくては。
ポカ〜ンとした後に妙に可笑しくなってしまって元気が出た僕とかみさんは、近所の図書館にデビと出かけることにした。
で、あれこれ借りて帰ってきて、かみさんが家事をしている間にデビと遊んでいた時の事。
既にデビは仰向けに寝た状態で両手で僕の指をつかませて、引っ張るとお座りし、更に引っ張ると立ち上がるまでにはなっていた。
でも、立つ事はもちろんお座りも、指を離すとコロンと転がってしまっていた。
それが!ついに自分の手で床を支えながらもお座りが一人でできた!!
既に6ヶ月を過ぎていたので若干心配していたので、本当に嬉しかった。
かみさん呼ぶときに何故か「ねぇ!見て見て!」と裏返った声で何故か奥様口調で呼んでしまったのはちと恥ずかしかったけど。
風邪で心配させた後に成長した姿を見せてくれるなんて・・ハリウッドな娘だな、デビは。