産後206〜211日目 目が回りそう

yasbay2006-03-27

先週はジョットコースターに乗っているような1週間だった。
20日は鎌倉から出社、出張前の最後の調整を行い、鎌倉に帰宅。
21日は由比ガ浜にみんなで散歩に行った後(写真)、仙台に移動、弟夫婦と寿司の名店すし哲へ。
22日は一日客先にて、21日夜間に実施したシステム導入の導入後レクチャー、取材対応等。
23日は昼間はホテルで関係各社とSkype使いながら打ち合わせ。お義父さんの手術は午前の予定が急患が入り午後にずれたのとの事。デビを病院に連れて行くのもためらわれたところ、かみさんがうちの実家に相談、うちの実家は父も仕事休んで鎌倉に駆け付け、デビの世話&帰宅したお義母さん、お兄さん、かみさんのために食事を作って待っていてくれたとの事。仕事しながら感謝の思いで胸が熱くなる。
23日はそのままシステムの夜間作業のためデータセンタに移動。翌朝6:00までサーバアプリケーションのバージョンアップ。無事終わりホテルに7:00に帰り、シャワーを浴びてウトウトしていたら携帯が鳴り、システムトラブル発生との事。ホテルからリモートで対処しつつもあわただしく着替えて客先へ。この時点で完全徹夜達成。
午前中は対策会議、午後は対策アプリケーションのプロトタイプの実効性検証。
どうにか16時に目処がたち、帰途へ。
仙台駅でフラフラしながら、お義父さんの術後の経過が良く、5日間集中治療室にいるところ、手術翌日に一般病室に移ったことを聞いて安心する。
かなり遅い昼食食べながら飲んだビールも効いて、帰りの新幹線では完全熟睡。仙台を出て5分程度で眠りに落ち、気が付いたら上野だった。
そのまま横須賀線に乗り継ぎ、鎌倉へ。さすがに疲労の極致だったのでバタンキュー。
25日は午後からかみさん、デビと3人で病院にお見舞いに行った。
脳外科の手術をしたとは思えないほどの様子に驚いてしまった。
髪は丸坊主になっていたものの、右耳の上にカーゼが当ててある以外は殆ど変わりなく、脳外科の手術後というより、転んで耳の上切っちゃった人って感じで拍子抜け。
さすがに気が弱くなっているらしく、出てくる言葉は何かと回顧したものが多かったけど、固有名詞も徐々に出てくるようになり、腫瘍摘出の効果をまざまざと見ることができた。
車内であれこれかみさんの今の不安、気持ちを聞き、出張で激動の時間を過ごしていたとはいえ、最近の僕はデビばかり気に掛けて、ちょっとかみさんを見ていなかったなぁと反省した。その日の晩御飯は僕が作った。海老と豚のシュウマイ、アサリとニラのラーメン。
26日は大量の荷物とともにかみさんとデビが2週間ぶりに帰ってきた。
夜はみんな疲労困憊していたためピザを取って済ませた。
軽く飲みながら久しぶりに揃った家族を見ていたら不覚にも目頭が熱くなってしまった。
とにかく忙しく過ごしていたから気が付かなかったし、お義父さんの事があったから状況を理解していたものの、何と僕はこの2週間とても寂しかったんだって事に気が付いてしまった。昨晩は本当に久しぶりにかみさんと夫婦のリラックスした時間を過ごして、少しだけHもできた。
肌の触れ合いがこんなにも大事だったって事を改めて思い出した。
雨降って地固まるというか。
これからお義父さんの最期まで、家族にとってストレスフルな時間が続くと思うけど、もう大丈夫だな、と思えた。
今日は朝からトラブル出てお客さん騒いでいるけど、不思議なほど冷静に対処できている(お客さんはそんな僕にイライラしているみたいだけど(笑))。