産後212、213日目

月曜から久しぶりに親子3人の生活が再開した。
月曜は20時過ぎに帰宅。さすがに仙台での徹夜、鎌倉でのあれこれで体に疲れが溜まっているのが分かったので、早めに帰宅。チゲ鍋を腹いっぱい食べて早めに寝た。
火曜はトラブル対応のため、福島のいわきに日帰り出張。久しぶりに常磐線に乗る。相変わらずどこか暗い線だなぁと思う(笑)
スーパーひたちに乗っていわきまで2時間ちょい。新幹線で仙台行くより、飛行機で札幌行くより遠い。
上野でギリギリに飛び乗ったので良く分からなかったけど、僕が乗った車両が途中で切り離されてしまう事や、ひたち駅って本当に日立の建物だらけな事、海が見えて心が晴れやかになった事、茨城弁が旅情を誘うようで耳に心地よかった事、なんかを感じながら2時間のんびりできた。
昼ご飯はかみさんが作ってくれた、ピタパンサンド。
昼過ぎにいわきに着いて、お客さんの住所をタクシーの運転手さんに伝えたところ、ちょっと喜んでいるから悪い予感したら、案の定30分も車に揺られるほど遠い所だった。ちょっと丘を越えればすぐ太平洋が広がるという「いわき市」は、東北の福島県にありながら、雪は殆ど降らず冬の平均気温も仙台なんかと比べて5度近く高いため、「東北の湘南」と言われているらしい。
確かに予想していたより格段に暖かかった。
午後一杯お客さんのところで仕事して、18時に切り上げ、同行していたベンダさんとタクシーで、今度は「湯本」といういわきの一つ東京寄りの駅に向かう。
温泉郷らしいので、電車まで時間あったらちょっと一風呂、って思ってたら次の電車まで30分との事。
時間が中途半端なのであきらめ、せめて足湯でも、と思い駅の周辺を探したらようやく見つけたものの、設備があまりにも簡単で、直前の雨のせいで靴を脱ぐスペースすらない状態だったので、結局手だけ温泉に漬かってきた。
帰りはベンダさんと二人でビール500ml缶を10本近く空ける宴会(笑)
彼と僕の車の趣味が近かったので大いに盛り上がり、彼が実は僕より10歳も年上である事に驚き、来週打ち上げしましょうと約束して帰途についた。
かみさんとデビは元気。
本当は昨日、お義母さんが内科の先生と話しをして、お義父さんの今後の治療方針等聞くはずだったんだけど、急患が入って今日に延期になったとのこと。
頭の手術が成功だったので、後は内科の診断によって、ホスピスや自宅療養等々の方針が決まる。それまではやっぱり落ち着かないし、決まっても落ち着かないだろうなぁ。
、と思うものの、やっぱり僕らは僕らで普段の生活をしながらじゃないと、病人とその家族を支えきることはできないと思う。
今日は早めに帰ろうっと。