産後219日目 マニア

昨日は昼休みに大学の同期が近くまで来たとの事だったので、一緒に昼食。
昼食後行った喫茶店で、同期はウェートレスにコーヒーをこぼされた(笑)
おかげで?コーヒー代無料になった。
同期は来週からサウジアラビアに出張だそうで、喫茶店から渡されたクリーニング代でお土産買ってきてくれるらしい。
年度明けだし、システムトラブルもなくいたって平穏な一日だったので、定時に会社を出て職場の後輩と秋葉原に行った。
前から何故か行きたかったhttp://busou.sakura.ne.jp/=title:「武装商店」に行った。
子供の頃から憧れていたヒーローのものっぽい武器の模造品が並んでいて、しかもかなりリアルなのでドキドキしてしまった(笑)
社会人になってからは、司馬遼太郎とか池波正太郎の時代物の小説をかなり読むようになったので、「土方歳三虎徹」とか「沖田総司菊一文字」とか見ると気持ちが自然と高鳴る。
陳列してあるのを見ると触るのをためらうんだけど、店員さんが「どうぞお手にとって」とか言ってくれたので、何点か持たせてもらった。
日本刀なんて本物はもちろんだけど、模造品も持った事がなかったから鞘から引き抜く時の感覚とか、構えた感じ、鞘に戻す感じの一つ一つの所作に感動してしまった。
店員さんはそれこそかなりのマニアって感じで、僕の言動の一つ一つにかなりの思いいれを持って説明を加えてくれた。
初めて知ったのが、暴れん坊将軍が戦い始める時に、峰打ちにするために刀を返すとき「カチャン!」と格好良い音がするけど、実はあれは刀の鍔の部分が緩んだために生じる音だそうで、将軍の刀があんな音がするわけがない、との事だった。
鍔を止める金具に「切羽(せっぱ)」というものがあって、それが緩むとああいう音がするらしい。
ちなみに「切羽詰る」とは、切羽が詰まると、刀が抜けなくなることから、窮地に追い詰められてどうしようもなくなる意味となったらしい。切羽が詰まる状態ってのは良く分からなかった(笑)
これ買ったらかみさんどういう顔するだろうなぁと思いながら、後ろ髪引かれる思いで後にした。
晩酌しながらそれとなく「僕の小遣いの範囲で家計に迷惑かけないんだけど、決して君は理解できないと思う生活に何の役に立たないもの買ってもいい?」と切り出したらあえなく「駄目」と(笑)
これは居合を習って、正当な理由で手に入れるしかないか?