産後255、256日目 迫力

17日はキックボクシング。
客先で早めに仕事終わったので、フリートレーニングの時間帯にジムに入れた。
初めてだったのでドキドキものだった。
レーニング中の人たちはみんな本気モードに近い感じで、女性も膝蹴りとかアッパーとか、僕がまだ習っていない技を綺麗に繰り出していた。
「やっべ〜」とか思いながわ隅っこでコソコソとストレッチを始めてたら、会長から「いつもクラスに参加してるよね。フリーは今日初めてでしょ?」と声をかけられた。
「覚えててくれたの!?」と年甲斐もなく嬉しくなってしまったんだけど、良く考えたら受付で会員証をバーコードにかざす仕組みになっているので、誰がどの時間帯にジムにいたか、どんなレベルかがわかるようになっているらしい。
システムを活用したカリキュラムに「素晴らしい」と思いつつ、ちょっと寂しかったりしつつ。
で、縄跳びを3分1ラウンドを2ラウンド飛んで、バテバテ。
何で3分も、なんだけど、ジムに大きなストップウォッチがあって、3分経ったら大きな音が鳴り、30秒のインターバルがあってまた3分という風に延々鳴っている。
それがジム全体の流れになってしまっているので、3分の間に手を休めると何となくサボっているような変な罪悪感を感じてしまうっていう、強制志向な仕組みなので、縄跳びを3分飛ぶ。
で、1ラウンドだけだといかにも楽してる感じなので、2ラウンド飛んだ。
1杯じゃ足りなくて替え玉頼んだら多過ぎて気持ち悪いって感じ。
で、縄跳び終わったら、シャドーでフォームを確認しながら3分×2ラウンド。
次にサンドバッグ相手に3分×2ラウンド。
サンドバッグ打ってたら後ろで凄い音がし始めたので見たら、タイ人の超バリバリの人二人がスパーリング始めた!!
もちろんプロテクター着けて、かなり力抜いてるんだけど、スピード感とか技のキレが過ごすぎる。
でも、何といっても彼らの顔が怖すぎる・・・
明らかに(言葉悪いけど)出稼ぎの人達とは異なる目の光と骨格。
マジで怖かった。
で、サンドバッグ打った後に会長に声をかけられ、ついに人生初のミット打ちに挑戦。
よくテレビなんかで見てた、トレーナーが「ハイ、ワンツー、ワンツー」とか言ってミットにパンチを打たせるアレ。
ここでもストップウォッチに促されるように始まる。
僕のレベルを把握してくれていて、習った技術のちょっと上を要求される。
これが最高に楽しい。
「ジャブ、右ストレート、左フックから右アッパー」とか、「右ストレートでボディ、右ストレート2発」とか、バリエーションが多くて頭で一瞬で考えてすぐに技を繰り出す。
その最中にもパンチやキックで攻撃してくるので、習いたての防御で必死に防御する。
3分って物凄く長くて、言われるままに技を出しているとあっと言う間に息が上がってくる。
特にハイキックは辛くて、段々足が上がらなくなってくる。
で、2分50秒位から「右ハイキック10回」とか言われて、ほんとヘロヘロなキックを10回繰返して3分終了。
30秒のインターバルの後にまた3分。
最後は完全に息が上がってしまい、「ありがとうハァ!ハァ!ハァ!ハァ!ございましたハァ!ハァ!ハァ!ハァ!」って感じ(笑)
呼吸が回復するまで5分近くかかってしまった感じ。
で、後は習ったばっかりの「アッパー」「前蹴り」をサンドバッグ相手に反復練習。
何かドラクエなんかで「やすべぇはレベルが上がった!○○の呪文を覚えた!」みたいな感じ。
今まで習った技は「ジャブ、ストレート、左右のフック、左右のアッパー、左右のロー、ミドル、ハイキック、前蹴り」
こうして書くと結構それっぽいなぁ。
まだ「膝蹴り」「ボディへのフック」等々知らない技も多いけど、まずはトレーニングについて行ける体力を養うのが先決だと思い知った。
帰り道でVシネマっぽい雰囲気の撮影をやってた。
俳優さん知らない人だったけどいい男だった。
帰宅して、デビを風呂に入れ、晩酌して、バタンキュー。