産後258〜260日目 体のメンテナンス

金曜は幕張メッセでのInterop Tokyo 2006を見に行って、そのまま直帰。
セキュリティだのディザスタリカバーだの、旬は旬だけど「○○の防止」とか「
○○に備えて」みたいに、何となくネガティブなテーマが多かったと感じたのは
僕だけだろうか。
各社の展示内容も既視感のあるものばかりで、見所といえば、やたら人数が増え
たキャンギャルの女の子達くらいだったかも。
1時間位、テーマを決めて周ってみて、偶然再会した前の職場の後輩と立ち話した
りした後に早々に出てきた。
その時点で16時位。
めちゃめちゃ早い時間だったので、そのまま家に帰るのももったいなく感じて、
幕張のガーデンウォーク(アウトレット)に寄ってみた。
キックボクシングのトレーニング時のTシャツやら短パン、仕事用の靴やらを見
ようとブラブラ歩いていたら、どうも体中が痛い。
水曜にかなりハードにトレーニングした結果が筋肉痛となって金曜の夕方に出た
のか、と苦笑いしていたんだけど、3,4軒周ったところで肩で息するくらい辛
くなってきた。
茶店に入ってちょっと休んでいたら、ブルブルッっと寒気が・・
「やばい!」と思って早く帰ろうと思ったら、かみさんからのメールで帰りに買
ってきて欲しいものリストが!
とにかく、アウトレットでは何も買わずにフラフラしながら家路につき、駅近く
のスーパーで買い物して家に帰った。
熱を計ると38.6度。
とにかくすぐに布団ひいてもらって寝た。
19時に目が覚めて、熱は下がらず。
でも熱以外の症状はなかったので、食欲はかなりあり、かみさん特性の煮込みう
どんを大量に掻き込み、しばらく横になっていた。
テレビを見ながらのんびりしていたら、何となく体が軽くなってきて、熱っぽさ
が引いたと思っていたら37.3度に下がっていた。
で、最終的に寝る前の体温は36.7度。ほぼ平熱。
なんだったんだろう・・・
雨が降ったり止んだりだったし、比較的気温は低かったのに、電車内は蒸してい
て汗かいて中々乾かなかったり、前日に飲んでいたから疲れていたり、とあれこ
れが重なったからだ、と思うことにした。土曜日はすっかり元気。社宅で年2回行
われる草むしりがあったので張り切って参加。
夕方からは歯医者で、親知らずを抜くことになっていた。
かなりナーバスになりながら(笑)歯医者まで歩いて行き、待合室で待ちながら
「早く呼べ」とも思い「まだ呼ばないで」とも思い。
ついに呼ばれて、めちゃめちゃかわいい歯科助手の女の子に「こちらへどうぞ」
とにこやかに、誘われるままに椅子に座り、「掃除しますね〜」と言われて嬉し
げに大口を開け、歯石を取ってくれている嫌な感覚もなんのその。
何やら頭に当る柔らかな感触に「ひょっとして!」とかバカな妄想を抱きながら
も、恐怖の時間が迫ってきている事から目を背けられずに恐れおののく。
いよいよ先生がやってきて、妙に明るく「じゃ○○さん、今日は抜いちゃいます
からねぇ」と。
麻酔され、麻酔が効くまでの間にまた歯石取り&柔らかな感触(笑)で、先生が
いつもと違うバッグみたいの持ってきた。
なるべくそっちを見ないようにしていたんだけど、「はい、口ゆすいで下さい」
と言われて体を起こした時に、はっきりと見てしまった。
物凄い形と存在感と鈍い光を放つ「ペンチ」
一気にビビってしまって、いよいよ歯がペンチに掴まれて捻られている瞬間は、
ブルブルと唇が震えてしまった。
麻酔のおかげで痛くはなかったんだけど、「メリメリッ!」とか「ブチ!」とか
いった音は聞こえるし、ペンチが口の中の他の部分に当って痛かったし、何と言
っても歯を引っこ抜かれるという喪失感というか、「やられちゃった」みたいな
茫然自失な感覚。
抜かれた後に、後処理をされながらも「やられちゃった」みたいな感じ。
口をゆすいで出てくる血とかも、何か現実感なかったし、痛みも全然だったし、
「はい○○さん、これが抜いた親知らず」って渡されても、親知らずって鏡でも
あんまり見たことなかったから、自分の歯って感じがイマイチしなかったし・・

でも恐る恐る舌で今まで生えていた部分を探ってみると、ブヨブヨした抜いた直
後の歯茎しかなくて、「あ〜、やっぱりやられちゃった」って感じだった(笑)
治療が終わって、あれこれ薬の説明を受けて、待合室で会計を待っていたらかみ
さんからメールが入り、近くで買い物しているから、終わったら歯医者まで来て
くれるとの事。
会計済ませて外出たら、かみさん&デビがいた。
「やられちゃったよ〜」と半べそ状態で近寄ると、「ハイこれ持って」と根菜が
目一杯入ったメチャクチャ思いスーパーの袋を手渡され、トボトボと家路につい
た。
麻酔が切れる頃にジンジンと痛くなったので、痛み止めを飲む。
でも想像していたよりは全然痛みは出てこなかった。
夜もぐっすり。
日曜は3人で近所のショッピングセンターに買い物。
かみさんが調子の悪い携帯を修理に出す手続きをしている間に、デビと二人で100
円ショップを探索。
めちゃくちゃ興味を持った、パズルみたいなおもちゃを買ってあげた。
その後、夏用のロンパースやらを購入。
デビは最近、哺乳瓶を自分で持って飲めるようになってきた。
これは実は親にとっては非常にありがたい。
哺乳瓶で200mlのミルクを飲ませるとなると、途中ちょっとゲップをさせたり何な
りで15分くらいかかってしまう。
今まではこの間ずっと親が哺乳瓶を持ってやる必要があったんだけど、自分で飲
めるって事は、その間の時間が有効になる。
特にかみさんは授乳の度に全ての時間が止まっていたのが、自由になってかなり
嬉しそう。
昨日はストローにも挑戦させた。
ストローから口に液体が入ると「ビク!」っとして口を離すのが面白い。
とにかく、僕もかみさんも食に関しては一方ならぬ思い入れというかこだわりが
あるので、早くデビにもそれを味わってもらいたい。
かみさんの離乳食は僕が食べても美味しいものが多い。
先週、かみさんが風邪引いて体調崩した際に、市販の瓶入りの離乳食を食べさせ
ようとしたら、一口食べて吐き出してしまった。
これ、親にとっても大変だし、この子にとっても不幸な事かも、って最初は思っ
たものの、美味しいものを教えてやるってのは親というか僕とかみさんがデビに
伝える重要な事柄だと思うし、大事なのは今後仮にマズいと思うものがあっても
「まずいから嫌だ」みたいな我がままを許さない事だと思う。
なので、美味しい離乳食は、この子を助けると思い、かみさんには是非これから
も実践してもらいたい。