産後263日目 キックの鬼

昨日は昼前に職場が近い親父から電話がかかってきて、昼ご飯を一緒に食べた。
おごって貰えると踏んで、少々高めの寿司屋に誘い、思惑通りご馳走になった(
笑)
家の購入等々の話で盛り上がった。
ありがたいことに「助(す)けてやろうと思ってる」とのお言葉。
「ありがたいけどそんな必要はないよ」と強がってみたものの、お墨付きもらっ
たようで心強い。
仕事は東銀座から直帰。
最近ちょっと案件も停滞気味だし、3月のプロジェクト完結で一種の燃え尽き症候
群チック状態なので、あまり無理して仕事探さないことにしている。
その内また訳分からんオーダーとか降ってくるでしょうし。
で、昨日は早めにキックボクシングへ。
早い時間なので、当然僕のようなリーマンボクサーズはいない。
ジム内はムッとした熱気で一杯で、本気モードの若いボクサーが極々真面目にス
パーリングしていた。
マジ怖い・・・
着替え終わって、マットの済でストレッチしたり、縄跳びしてアップするんだけ
ど、スパーリングの勢いで寝そべってる僕の顔のすぐ上を「ブン!」とうなりを
上げてローキックが空を切ったりする。
お互いプロテクターを着けているんだけど、かなりの強度で蹴りあってる。
やっぱり、キックボクシングはキックが決まると美しいなぁとストレッチしなが
ら惚れ惚れと見てしまった。
かなりアナーキーな髪型していたり、両ふくらはぎやTシャツの首筋から見え隠
れする凄いタトゥー(というより紋々)が入っていたり、今までの僕の人生では
中々同じコミュニティにいることがなかった彼らの、僕が知らなかった世界での
スペシャリストさに、一種の畏敬の念を覚えた。
で、アップが終わり、シャドーを2R程度。
僕が習った技(というよりできる技)は、目の前でスパーリングしている彼らの
半分にも満たないので、シャドーといっても習ったコンビネーションの反復でし
かなく、ちと恥ずかしかったりする。
野球でいうと、紅白試合している先輩の脇で延々素振りしている新入生って感じ

でもシャドーを2R終えた時点で、じっとりと汗をかいた。
その後にサンドバックを蹴る殴る。これがやりたかったのよ!
久しぶりにグロープ着けて、新調したばかりのアンクルガードを履いて、シャド
ーでやっていたコンビネーションをサンドバック相手に繰り出す!
ジャブ、ストレートのワンツー、左フック、右ミドルキック・・・
完全に自分の世界に入り、サンドバッグに当る脛の痛みに酔いしれながら、一人
キックの鬼ワールドに入っていたら、突然会長から「○○さん!次のラウンド、
ミット行きましょう」と声をかけていただく。
本気モードの中で申し訳ないなぁと思いながらも「待ってました!」と。
いつものコンビネーションに加えて、昨日は膝蹴りとローキックを教えてもらっ
た。
ミットを持つ人は元プロだし、こっちはド素人なので何の遠慮もいらないはずな
んだけど、ミットを構えた会長の肩口をつかんで膝蹴りするってのはやっぱり気
が引ける。
でもローキックは最高!
ミドルキックって回数こなしていくとかなり足腰に来るんだけど、ローキックは
感覚的に素直に強い蹴りが出せるし、良い音もするし、比較的楽。
結局ミットは2Rだったんだけど、最後は完全に息が上がってしまい、「ありが
とうございました」が、「はりはとうほはいまひた」になってしまった。
しばらくクールダウンして、ストレッチした頃に、次のクラスが始まりそのまま
参加。
結局着ていたTシャツは、着たままプールに飛び込んだみたいにグチョグチョに
なってしまった。
クラスが終わった後にあるインストラクターから「○○さん、痩せました?」と
言われた。
!!!マジ?と聞き返すと、明らかに腹回りが締まったと。
そういえばかみさんからも、職場の人からも腹回りが締まったと指摘された気が

でもベルトの穴も変わらないし、Gパンのきつさも変わらないんだよなぁ。何で
だろ。
帰宅すると、晩御飯は鶏を中心とした和食でなおかつトレーニング後には最適な
食事。さすがアスリートを旦那に持つ主婦(笑)
デビは風呂上りに麦茶を一気飲み。すっかり自分で飲む事を覚えたので楽チン楽
チン。
今日は朝起きた瞬間から背中全体が筋肉痛。
やっと筋肉も「30代半ばこの先一気に衰えモード」から脱却してきたのかな?