1歳と1日 誕生日

昨日はデビの誕生日。
定時に会社を出て、真っ直ぐ帰宅した。
晩御飯は夏野菜のドリアとかみさんお手製のケーキ。
うちの実家からお祝いの電話があった。
お義母さんの携帯はFOMAなので、テレビ電話した。
ちょっと疲れてそうだったけど、久しぶりにデビの顔を見れたのでとても喜んで
もらえて何より。
ケーキにはチョコレートで文字を書いてみた。なかなかの出来栄え。デビも何事
かと思いながらも、みんながチヤホヤしてくれるのが嬉しかったみたい。
1歳までは手がかからないお利口さんだったので、これからはもっと個性を磨いて
欲しいと思う。
ここ1年、仕事でも帰宅がままならないほどの忙しさもなく、おかげで家族との時
間が多く持てたのが何より良かった。
多忙を極める同期は子供を抱くと必ずイヤイヤと泣かれるそうで、それが余計に
自分の忙しさへの苛立ちと相まって、「何のために仕事しているのか」と考えさ
せられるとの事。
良く分かる。
新婚時代は僕も徹夜に継ぐ徹夜で、「今日は暗いうちに帰れた」という時期が続
いた。
その時はやっぱり同じように悩んだ。
あの苦労があったから、今のペースで仕事ができるようになった、とも言えるん
だけど、新婚のあの時期は一生戻ってこない事を考えると、やっぱりどこか人生
を犠牲にしてしまったような妙に釈然としないものを感じる。
今のこの時間が二度とは戻ってこないし、1歳のデビはもう昨日の事。
少しでも多くの時間を家族といられるよう、かんばっていこうっと。