1歳と34〜38日目 帰宅

先週は1週間独身状態だった。
仕事と家の往復、晩御飯は一人、寝るのも一人。
お義父さんの事があり、心身共にバタバタだったので良いクールダウンになると
思っていたけど、思いのほか心寂しい思いをし、しまいには夜中にどうしようも
なく寂しくなってしまい、かみさんに電話してしまう始末だった。
こうも家族に依存しているのかと、改めて家族の存在感の大きさを感じる事がで
きたという意味で、とても貴重な1週間だったと思う。
金曜の夜に、新たな職場の面接が設定されていたので、その準備に追われた。
入社2年目に購入した鞄がかなりくたびれていたので、丸ビルで新たに購入。
購入の際には電話でかみさんに「○万円だけどいい?」とお伺いを立て、「その
値段だったら冬のボーナス払いにして」と決裁を受ける。
スーツも買おうかと思ったけど、クリーニングして誤魔化す。
靴も買おうかと思ったけど、踵を修理してもらって誤魔化す。
金曜当日、面接室には予想もしていなかったかなり上級役員が列席していた。
自分の実績やスキルのPR、今後のキャリアプラン等ぶち上げた後に、次々に鋭
い突っ込みが入り、何とか答えられたもののタジタジだった・・・駄目かもなぁ

結構落ち込んでビルを出て、かみさんに電話。
本当は週末も、僕は千葉で一人で過ごし、日曜あたりにかみさん&デビが鎌倉か
ら帰って来る予定だったんだけど、どうしても二人に会いたくなり、そのまま横
須賀線に乗って鎌倉に帰った。
土日はべったり一緒にいた。
デビはとにかく良くしゃべるようになった。
まだ意味のある言葉を意図して使うことはできないんだけど、ひっきりなしにし
ゃべってる。
時々何かに文句言うみたいだし、ぬいぐるみに話しかけているみたいだし。
今まで何かにつかまりながらじゃなくては立ち上がれなかったのが、その場でス
ッと立ち上がった後に何かに片手でつかまる感じになってきた。
歩くのが近い気がする。
機嫌が良いのは相変わらず。
起きている間の8割は機嫌が良い感じ。
金曜の夜は、かみさんがキャロットスープやらを作っていると聞いたので、DEAN&DELUCA
でフォカッチャやらを何点か買って帰ったら、女性陣から絶賛の嵐(笑)
デビもローズマリーのフォカッチャを美味しそうに食べていた。
夜、久しぶりに3人で川の字で寝た。
思ったより寝にくかった(笑)
デビの寝返りというか寝相の悪さはひどくて、1時間に1回は足なり手なりがぶつ
かってきて起こされる。
ときどき寝言も言うのでその度に起こされる。
6時過ぎからは指をチュパチュパさせ始めて、6時半位に「腹減った!」と泣きな
がら起きる。
ミルク飲ませると完全に目が覚める。
で、まだ寝ぼけ眼の僕たちに容赦なく飛び掛ってくる。
土曜は昼間3人で小町通りやらをプラプラして、キャラウェイという人気のカレー
店でカレーをテイクアウトし、家に帰ってみんなでお昼ご飯。
午後は、古本屋で買った「プラハの春」という長編小説をどっぷり読み込んだ。
かなり面白い。
晩御飯は、僕がシーフードピザを
日曜に鎌倉から千葉まで横須賀線総武線で延々1時間半かけて帰ってきたんだけ
ど、終始ご機嫌で、向かいの席のカップルに笑いかけたり、横のおじさんに話か
けたり。
日曜の昼間ってのもあってか、みなさん一様にデビに優しい笑顔で返してくれた
のが何よりだった。
かみさんとデビにとっては3週間ぶりの我が家。
実家と違って狭いので、かえってデビは楽しいらしく、帰って早々に家の探検を
始めた。
3週間いないと新鮮に感じるのが、本当に大喜びで何か見つけるたびにしゃべりな
がら遊び倒していた。
かみさんもちょっとホッとした様子。
晩御飯は純和風に、鯵のたたき、イカの刺身、シジミのお味噌汁、オクラの和え
物、納豆。夜はまた川の字。
でも、何故か気持ちよく朝まで寝れた。