2歳と237〜240日目 農園始まる

ついに土曜日から農園が始まった。
事前にかみさんが自転車で買いに行ってくれていた、
20kg入り堆肥を2袋と有機石灰を持って農園へ。
うちの両親も駈け付けてくれ、父と二人で耕作した。
農園には道具入れがあり、シャベルや鍬、バケツや噴
霧器といった一通りの道具が揃っているので、それら
を持っていく手間が無いのが良い。
水道も完備しているし、仮設のトイレまであるので、
もっと温かくなったら、デビの砂場セットとお弁当を
持って農作業に行ける。
まずは、シャベルで土壌の「天地返し」をやってみた。
深さ50cm位を掘り起こし、上の土と下の土をヒックリ
返す。
これが滅茶苦茶辛い作業で、始めてものの10分で肩で
息をし始め、汗が滝のように流れた。
休み休みしながら1時間半、ひたすら耕した。
父は食糧難だった子供の頃、祖母と農作業していた事
を思い出したようで、感慨に耽っていた。
畑の目の前の家の庭に見事な桜の木があり、満開の花
びらが、時折耕した畑の上にヒラヒラと舞ってくる様
は、日本の原風景を感じさせる、とても美しく穏やか
な光景だった。
耕した土に、堆肥と石灰を漉き込み、僕も父も疲れ切
って休んでいたところにタイミング良く、かみさん、
母、デビは車で様子を見に来た。
借りたシャベルや鍬に付いた土を洗って返し、車に乗
り込み帰宅。
シャワーを浴びて、かみさんと母が作ってくれた焼き
ソバの美味かった事!
やっぱり体動かした後の飯は美味い!
午後、デビが昼寝している間に、かみさんと二人で実
家の車を借りてホームセンターへ行き、今後の農作業
に必要な一通りのものを購入した。
畑の土の上に張るビニールの覆い(マルチという)や、
トマトやナスの支柱、10種類以上の種、種から苗を育
てるポッド等々。
帰ってきたら、社宅の寮長さんから嬉しい連絡があり、
空き待ちだった駐車場が、4月から使えるとの事。
急遽、車を購入することになった。
一月くらい調べて納得行く買い物をしたい。
夜は、自転車で10分くらいのところにある、持ち帰り
専門のおでん屋で、色々な種を買い、みんなで自宅で
おでん。
人数多いとおでんは楽しいし美味しい。
デビもすっかりジジババに甘えていて、僕らが買い物
に出かけていた時も、ジジのお腹に頭をもたれかけて
寝ていたらしい。
昨日は都内の病院に、お義母さんをお見舞いに行った。
結構顔色も良くなっていたし、受け答えもしっかりし
ていたので一安心。
せっかくだからと、増上寺までみんなでお花見に行け
る程。
増上寺は、始めてじっくり歩いたけど、思いのほか情
緒ある落ち着いたお寺だった。
花もまさに満開で、染井吉野だけではなく、シダレザ
クラなんかもあって、桜三昧を満喫できた。
その後、かみさん、デビと三人でデパートへ。
デビの服や靴を幾つか買って、帰宅。
晩御飯は、社宅の人からいただいたジンギスカン
部屋の中でモウモウとした煙を立てながら食べた。
風通しを良くするため、部屋の窓と、玄関を少し開け
ていたら、結構寒くなったので、暖房入れながら窓を
開けるという非効率なことになってしまった、が、札
幌で習った食べ方を初めて実践してみたところ、とて
も美味しく食べられたので、バッチリ。
今日は2007年最終日だけど、既に年度末処理は終わっ
ているので、ノンビリ来年度後半の計画を立てている。