2歳と251〜256日目 プリウスとか畑とか

2001年の結婚にあたり、借金(車のローン)は無い状態
で結婚しようと、超愛車の95年式プジョー306カブリオレ
(ルシファーレッド)を手放してから、7年間我が家には
車が無かった。
キャンプにはレンタカーか実家か弟の車を借りたし、大
きな買い物した時はタクシーで帰ったり、車が無くても
それなりに生活できる場所に住んでいたのも手伝って、
何となく車無しでやってきた。
それが、4月の人事異動やらなにやらで、社宅を出た人が
重なり、いきなり格安(2000円)で駐車場を使える事に
なった。
車があったらなぁ、と思った事は何度もあったけど、歩
きや自転車だからこそ行けた所や、見聞きできた事もと
ても多く印象深いし、維持費考えると・・・だった。
駐車場空いてからは、かみさんと毎日喧々諤々の議論を
交わし、結局プリウスを購入する事で合意を得た。
地球環境とかエコとか言う前に、まずは燃費がダントツ
で良い!エンジンの他にモーターを使う関係で、エンジ
ンやブレーキ等々、エンジン車に比べ、各機関の劣化が
遅く、結果メンテナンスにかかる費用を抑えられる、
ワンボックスでは駐車できないところもある、キャンプ
には最低限の荷物で臨む、等々を鑑み、コスト重視で決
めた。
その結果として、地球環境とかエコへの貢献、という付
加価値が付いてくる、と考えることにした。
早速先週の土曜日にディーラーと中古車屋を自転車で周
った。
そこで気がついたのが、必ず「今のお車は何ですか?」
と聞かれ、「今はありません」と言うとちょっと驚かれ
る事。何でだろ。
世の中車離れが進んでいるとは言え、まだまだ販売して
いる人が実感するほどではないんだろうか。
ディーラーで、僕らが事前に調べて疑問に思った点を確
認し、プリウスのラインアップを確認し、いざ試乗へ。
怖がって泣きそうなデビを抱えて僕が後部座席へ。
かみさんが運転席で、営業の方が助手席。
「ハイ、ではスタートボタンを押してください」・・・
キーを差し込む事すらせず、ボタンを押すと始動・・・
かみさんがボタンを押すと、「シュィーン」と確かに機
械に電源が入った感じの音はするけど、エンジンかから
ず。
「さぁ行きましょう」と営業の方に言われ「え?え?」
戸惑いながらもサイドブレーキを外し、アクセルを踏む
と・・・音も無く車が発進した!!
凄い!!電気自動車みたい!!
で、国道に出てしばらくすると、かみさんが「え?エン
ジンかかってない?」と言ったから気がついたけど、い
つの間にかエンジンがかかってる音がする。
でも、エンジンかかる時の音や振動は全く感じられなか
った。
営業マンが「ちょっとアクセル踏み込んでみてください」
と言う言葉にかみさんが従うと「スゴーイ1500ccじゃな
いみたい!」と。つまりもうちょっとパワーある感じが
するとの事。
営業マン曰く、1500ccのエンジン+電動モーターのアシ
ストがあるので、体感としては2000ccっぽいとの事。
これには出足重視型のかみさんも満足だったみたい。
その後、ディカプリオが各地の別荘に一台ずつプリウス
置いてい話とか、超高級ホテルに、ロールスロイス
ポルシェなんかの横に止めても恥ずかしくない、とか、
所有ステータスをくすぐる話が何点か出て、「へぇ!」
とか素直に驚いていたら、ふと気がつくとデビが僕の
膝の上で寝てしまっていた。
デビは車が大好きで、どんなに愚図ってても乗せた瞬間
からキョロキョロして楽しむので、これも僕達夫婦はビ
ックリ。
結構、僕もかみさんも「プリウスLOVE」な雰囲気で試乗
を終え、営業マンも「こりゃひょっとして即日契約か?」
的な雰囲気を醸し始めたところで、見積り依頼。
出てきた見積りに顔を若干しかめ、納車が7月になるとか
言われてムッとしたり、あれこれ難癖付けて帰ってきた
(笑)
今契約して7月納車って・・・凄い人気なのね。
でも、やはり性急な結論は避けた。
、というのも中古車屋にかなり詳細な条件を提示してい
て、走行距離が短く、事故暦無しで、カーナビ付いてて、
年式新しい新古車チックなプリウスを探してもらってい
て、土日にその回答が来そうな感じではあったから。
夜は牛スネ肉のシチュー。
みんな大喜びで平らげたところに、トヨタの営業マンか
ら電話。
「もし、○○だったらご決断いただけますか?」とか、
「限界ギリギリの○○円下げられそうです」みたいな事
をあれこれ並べるので、「ハハァン、今週土日の販売台
数が結構重要視されてるんだなぁ」と何となく感じてし
まい、そうなるとより良い条件を引出したくなり、納期
が5月中だったらなぁ、とか、それまで駐車場代かかるし
なぁとか言ったら、「その額は引きます」とか、更に条
件が良くなるので「検討させてください」と言ってひと
まず電話を切った。
僕より5才ほど年上っぽい、とても誠実で真面目な営業
マンで、「この人から買いたいなぁ」と思わせられるも
のの、瀬に腹は帰られない。
中古車との比較をジックリ行って、納得詰めで購入したい。
金曜は先日の休日出勤の代休だったので、先日の暴風雨の
影響が気になって仕方がなく、朝から3人で畑へ。
デビは大喜びで他人のに畑にズカズカ入っていくので、
かみさんと必死に引き止める。
前回かみさんが畑を見たのは、区からあてがわれたすぐの、
何も手をつけていない状態の時だったので、畝が四筋ほど
でき、スナップエンドウの苗と、そのツルを誘引するネッ
トが張られている様子を見て、「おお!期待できるねぇ」
と喜んでいた。
土曜も一人で畑へ。
畑の隣に住む人が家の前の掃除をしていたので挨拶したら、
「昨日来てたから今日来ないと思ったよ」と。
何かとても嬉しくなった。
今後も、特段のお付き合いはできなくても、挨拶だけは
キチンとしたい。
畑では、小松菜と大根が一斉に芽吹いてきた。
小さな小さな二枚の葉が、暴風雨の影響も感じさせずビ
ッシリと。嬉しい。
重なって生えている数本を抜いて食べてみたら、しっかり
と小松菜、大根の味がした。
ベランダで育苗している、ブロッコリー、ズッキーニも
発芽した。
どうも今週まで寒い日が混じる不安定な気候だけど、今
後はドンドン温かくなるので、一気に成育すると思う。
ジャガイモは、種芋を植えた後はしばらく沈黙している。
隣の畑では植えた時期が僕より2週間ほど早いそうで、
もう芽が土の間から顔をのぞかせ始めた。
種芋って地中10cm位のところに埋めるので、芽が出てい
る時点で10cmの茎が育っているわけで、その分根も張っ
ていると思う。
羨ましいなぁ。どうなっているか掘り返して確かめたい
衝動を必死に抑え、来週以降、ブロッコリーやズッキー
ニを定植するために、改めて2坪ほどを耕し直した。
もうこれ以上何すりゃいいのってほど、フカフカの良い
状態になったので、60cm幅の平畝を立てて作業終了。
・・・記入内容がちょっと専門的になってきた。