2歳と355〜360日目 キャンプキャンプキャンプ!

yasbay2008-08-13


キャンプ直前は本当に冷や冷やだった。
7月28〜30日まで、友人家族と一緒に富士山麓にある、
朝霧ジャンボリーオートキャンプ場を予約済みだった。
がしかし!何と7月24日にかみさん&デビが相次いで夏
風邪を発症!風邪は週末まで引きずり、「もうダメかぁ」
と何度もため息は付くわ、「体調管理が云々」とかみさ
んに愚痴愚痴こぼすわで、最悪の気分だった。
既に会社には色々な要件の合間を縫う形で休暇を申請し
ていたし、その変更もままならない状況だったので、余
計に腹が立つわガッカリだわで・・・
一緒に行く予定だった友人には「ごめん、うちに構わず
行ってて」と頼み、憂鬱な土日を過ごした。
キャンプに行くはずだった月曜日、かみさんもデビも
体調いい感じ。
ん?これはもしかして行ける?と淡い期待を持ちつつも
「無理しちゃこじらせるしなぁ」とかブツブツ言いなが
ら二人の様子を見ながらウロウロしていたら、ついにか
みさんが笑い出し「そんなに行きたいか!」と言いなが
ら「病院に行って、先生が大丈夫って言ってくれたら考
えよう」と言い出してくれた。
!!!とばかりに3人で近所の病院に行き、かみさんは
内科、僕はデビを連れて小児科にて受診。
小児科の先生はさすがに「大丈夫」とは責任問題にもな
りかねないと思ったのか「とにかく寒暖の差には気をつ
けて」とだけ言ってくれ、言わばGOサイン。
かみさん側もOKだったらしく、念のために薬を多めに
処方してもらい、イソイソと帰宅した。
その時点で12時。
かみさん曰く「デビを昼寝させたい」と言うので「車で
寝かせりゃいいじゃんよ!」とか思いながらも、かみさ
んとデビのために急いで布団を引く僕。
それからの2時間はワクワクとイライラの連続(笑)
音を立てないように、車に一式を積み込み、カチンカチ
ンに凍らせておいた2kgにもなる薩摩鶏の丸鶏をクーラ
ーボックスに入れ、NAVITIME朝霧高原への到着時間を
確認し、首都高やら中央道の渋滞情報に目を光らせ、朝
霧高原付近の日の入りの時間を確認し・・・
とにかく、万全の準備をして、かみさんとデビが昼寝か
ら覚めるのを今か今かと待った。
15時過ぎ、ようやく二人が起きて来て、二人とも体調も
機嫌もバッチリ!
さぁ!しゅっぱ〜つ!
天にも昇る気分だった(笑)
中央道はガラガラで、2時間ちょっとで朝霧高原に無事
到着。
場内がフリーサイトになっているので、どこにテント張
って良くて、しかも素晴らしい芝生のサイト。
先に到着していた友人の話だと、200組も入れる広大なサ
イトにわずか5組程度しかいないとの事。
夕暮れの美しい時間帯にサイトに到着し、友人家族と合流。
さっそく、購入したばっかりのスノーピークのテントを張
り、ランタンやら焚火の準備に取り掛かる。
この瞬間がいつもたまらなくいい。
テントが張りあがると、デビは大喜びで出たり入ったり。
富士山が目の前にド〜ンと立ち、夕日を浴びて赤く染まっ
ている。
広い芝生のサイトに僕達2家族のテントだけ。
本当に最高の環境だった。
丸鶏の解凍が間に合わなかったので、晩御飯はシンプルに
ペンネ・アラビアータとか、厚切りハムのソテーとか。
子供達を寝かしつけて、夫婦二組で0時近くまで焚火を囲ん
で語り合い、おやすみなさい。
翌4時過ぎにトイレに行きたくなりテントを出たら、少し明
るくなってきた空にとても美しい富士山が見え、涼しいの
とあまりに綺麗なので、サイトから座り心地の良い椅子を
持って、少しだけテントから離れたところに置いてしばら
く富士山を眺めていた。
何となく寝られるかなぁと思っていたら、そのまま夜が明
けて、子供達が起き出してきて、あえなく寝不足状態で二
日目突入。
二日目は、朝御飯を食べた後、みんなで近所の牧場に遊び
に行った。
綱がとても長くてハイジになった気分になれるブランコや、
手作りソーセージ教室、陶芸教室や牛の乳搾り、木工教室
まで体験し、最後にカブトムシまで見つけられた、盛り沢
山な一日だった。
子供達も途中でしっかり昼寝して、15時過ぎにはキャンプ
場に戻った。
友人家族は、小学校2年生と年長さんの男兄弟だったんだけ
ど、実に良くデビの面倒を見てくれ、しまいには肩を組ん
でトイレに行くほど(笑)
その間に、持ち寄った2つのダッジオーブンを重ねたスペ
シャルクッキングを披露し、1時間後、見事なディナーと
なった。
僕は、薩摩鶏を丸々一羽と、自家製ジャガイモ、人参をロ
ーストし、友人はライ麦パンを焼いた。
うーん、最高!
子供達も大喜びで沢山平らげ、特に鶏のもも肉はアッとい
う間に食べられて、僕は食べる事ができなかった。
みんな沢山遊んで疲れていたので、子供達は20時過ぎには
寝てしまい、大人達も22時過ぎには就寝。
朝7時まで泥のように眠った。
翌朝は多少ガスがかかっていたものの良い天気。
朝御飯に前日のローストチキンの残りとかカレーを食べ、
昼前には撤収。
結局雨に降られることなくキャンプ場を後にした。
河口湖近くのほうとう屋さんでお昼ご飯を食べ、解散。
帰りの中央道もかなり空いていて、いたって順調に15時過ぎ
には帰宅できた。
帰宅後、デビはぐっすりと4時間近く昼寝。
その間に、夜露に濡れたテントや寝袋を干したり、あれこれ
の道具を綺麗に拭いたり洗ったり。
その後、畑に行きトマトを5個、枝豆を4株、ナスを3個収穫。
夏休み第一弾はこうして、楽しく充実して過ぎていった。
ただ、僕の両足の膝下に20箇所ものブヨの刺し跡を残して。