冬野菜の収穫とデビの大食漢

そろそろ農園も残すところ2か月を切った。
50区画ほどある僕が借りている農園も、既に5区画くらいの人が
耕作を終了させ、何も育てていない。
ディズニーランドに行った翌日、デビと畑に行った。
小カブを5本ほど、デビに抜かせる。
小松菜を5株、ミニチンゲン菜を5株、ニンジンを3本、そして大根。
大根は、先週見た際に結構な太さになっていたので、期待していた
んだけど、春に育てた際には、先がクルンを巻いてしまっていて、
失敗だったので、不安もそれなり。
デビと「どれを抜こうか」と相談しながら、一番育ちの良い株を
選び、二人で一緒に「せーの!」と引き抜いた。
結構な抵抗感の後にズボっと抜けたその大根の見事なこと!
はっきり言って、スーパーに並んでいるものより太く長い出来だった。
いや〜、気持ちいい!
畑の横の道を親子連れが通ったんだけど、「見て!凄いねぇあの大根」
という声に鼻高々。
デビに持たせて写真を撮るんだけど、デビも「重いよ〜」と音をあげ
るほど。
家に持って帰ると、かみさんもビックリで、早速煮物にしてくれた。
甘くてやわらかくて最高!
大根の葉も、刻んで炒め物にして美味しくいただいた。
畑には後5本植えてあるので、来年1月末までは、美味しくいただけそう。
ブロッコリーは、ようやく株の奥のほうに蕾が出てきた。
1月末までに食用になるくらい大きくなればいいなぁ。
カリフラワーは多分間に合わない。
ベランダのホウレンソウが50株ほど順調に育ってきているので、年始の
お土産に実家に持って行けるかも。
ネギの順調なので、来年また農園が当たったら、畑に定植する予定。
農園体験のおかげか、デビが野菜に関して好き嫌いが全く無くなった。
じゃがいもとか、人参といった根菜は前から好んで食べていたけど、
葉物はイマイチだった。
それが、今は小松菜ほうれん草は当り前で、春菊、カブや大根や人参
の葉もパクパク食べるし、ゴボウ、蓮根も大好物。
それにつられてか知らんが、魚の塩焼きや、鳥のささみといった、僕
もちょっと苦手だったものも良く食べる。
社宅の周りの子や、体操教室で知り合った子なんかの親が、それを見
て一様にビックリするらしいから、結構食べられるほうなんだと思う。
食べる量も結構凄くて、この前の日曜にデビと二人で行ったインド料
理のお店で、ナンとライスが付いた普通の大人のカレーセットを一人
で平らげてしまった。
さすがにカレーのルーは辛くないものにしてもらったものの、スパイ
スは結構強烈だし、何より小食の女性だったら残してしまう位の量だ
ったのに、「美味しい!パパ!カレー美味しい!」と言いながら、ナ
ンをちぎり、ルーに「ちょんちょん」と言いながら付けて食べる姿が
何とも可愛らしくも頼もしい。
そのせいか、身長が周りの同年代の子の頭半分くらい高い。
幼稚園の面接時にたまたまいた年少の子達の中に入っても、どうかす
るとデビの方が年上に見えるくらい。
ウドの大木にならなきゃいいが(笑)