3歳と111〜118日目 クリスマスツリーとか

先週は、木金と北海道出張。
天気予報で覚悟はしていたものの、最高気温が0℃で、当日の
東京の最高気温だった18℃との落差は予想以上に厳しかった。
木曜の午後一杯打合せをし、夜は焼き鳥の名店でたらふく鶏を
いただいた。
二次会は某オリンピック代表の家族が経営するスナックで、
妙にゆるい方の力も色気も抜けた良い時間で大笑いして過ごせた。
翌日、帰りの飛行機待ちで新千歳空港にいた時のこと。
例の花畑の生キャラメルは、相変わらずの大行列で、買う気も
なかったんだけど、同僚と飛行機のチケットを確認しながら、
小さな売店の前でたたずんでいたところ、突然「只今から花畑の
生キャラメルを販売します」との売店の女性の声。
「え!!」と振り向くと、件のキャラメルが積んである。
「こんなに手軽に買えるのものなの?」とか店員さんに聞きなが
ら、あーでもないこーでもないとやっていたら、ふと気がつくと
僕らの後ろにアッと言う間に30人位の列ができていた。
有り難味も感じないまま2個ほど購入。
「こんなこともあるんだねぇ」なんて話ながら歩いていたら、
これまた購入困難なジャガポックルが山積みになっていた。
「え?もう人気ないの?」とか思いながら手に取りレジに並ぶと、
後ろには10人位の列。
偶然に店頭に並んだところに居合わせたみたいで、運の良さに
「飛行機大丈夫かなぁ」とか思わず思ってしまった。
この他に、ベンダさんの事務所の近くの業務用スーパーみたいな
ところで、ジンギスカンとラムしゃぶの肉、山芋、蕎麦なんかを
お土産に購入。
まるで普通に晩御飯の買い物したみたいになってしまった。
ありがたいことに羽田までかみさんとデビが迎えに来てくれ、夜
は早速ラムしゃぶ。うまかったなぁ。
日曜に、「クリスマスツリーを買ってやろう」と盛り上がり、ハ
ンズに行った。
これが間違いで、最初から近所のといざらすとか、ドンキホーテ
なんかに行っていれば良かったんだけど、ハンズはさすがで、松
竹梅が揃った品揃え。
松を見ちゃうと梅が買えなくなるのが人情ってやつで、結局高さ
が180cmもあるツリー本体と、オーナメント一式で2万ちょっとも
買い込んでしまった。
うちは幸いにも両家の実家が近いので、年末の帰省費用もあまり
かからないから、そう考えれば多少季節ものにお金出してもいい
し、デビのいい思い出にもなるだろうと。
早速帰って組み立てると、なんともまぁ雰囲気の出ること出ること。
一番上の星を取り付けるのは、やっぱり僕の役目。
オーナメントも、買ったものに加えて、家の中を探すと意外にオー
ナメントになるものがあって、例えば木でできた汽車と列車に、サ
ンタやトナカイが乗ったのなんかがあったり、ガラス玉の中に水
が入ってて、その中にサンタとか雪に見える白い粉なんかが入って
るような置物なんかも、上手くひもを付ければバッチリ。
デビも僕らも大喜びで、一気に我が家はクリスマスモード一色に
なった。
早速翌月曜にうちに来た近所の奥様たちは、みんな口アングリだ
ったらしく、かみさんも多少恥ずかしかったらしいけど(笑)
月曜は長野、昨日は仙台にそれぞれ日帰りで出張。
長岡では、以前から司馬遼太郎の「峠」という小説を読んで、心
密かに尊敬していた、長岡藩の河井継之助の記念館があると聞い
たので、客先との打ち合わせから新幹線の時間までの時間を使っ
て見学した。
館内には、継之助が当時の越後の小藩としては異例の武装を誇っ
た代表例である「ガトリング砲」の実物大レプリカが展示して
あり、小説のイメージとリアルに結びつき、改めて思いを深くした。
この記念館のすぐ近くに山本五十六の記念館もあるとの事だった
けど、新幹線の時間が近づきあえなく断念。
図らずも、尊敬する人物に近付いた感があり、個人的には非常に
実りの多い時間だった。
無理やり付き合わされた上司も、意外と興味深く見ていた様子。
長岡藩が当時時代の奔流に巻き込まれて辿った悲劇に接し、言い
ようもないうら悲しさを感じずにはいられなかった。
長岡では美味しい醤油、仙台ではずんだモチポッキーをお土産に。
今日から来週金曜まで、飲み会が目白押し。
会をハシゴするものを含めて、6件。
かみさんに緊急援助を頼まねば。