3歳と141〜157日目 オバマ大統領

yasbay2009-01-21

正月が終わった途端、仕事が凄い勢いで動き出した。
数年間コツコツやってきた試みが、いきなり脚光を浴び始めて、
一気に社内の役員会の承認を得、関連企業との調整に追われて
いる。
著名な経営者にもお会いする機会もあり、結構モチベーション
が上がったままの状態が続いている。
いくつかのメディアにも取り上げられる機会がありそうで、そ
のタイミングと中身を調整中。
自分の顔が露出する可能性も無きにしもあらずなので、念のた
エステにでも行こうかしら(笑)
畑は全ての作物を収穫し終えたので、先週末家族3人で一応
奇麗にして、次の耕作に備えた。
その間を繋ぐために、ベランダで、小松菜とほうれん草を結構
大量に栽培してて、それぞれ30株くらいの収穫が見込まれる。
食べきれないので、かみさんが奥さん仲間に配ってるんだけど、
これが結構好評らしいので、今後は、畑は大きなもの、ベラン
ダは葉物を中心とした手軽なものを育てようと思う。
デビの幼稚園の制服が完成し、受け取ってきた。
やばいくらいに可愛い(笑)
でもちとさびしい。
制服着た途端に、僕とかみさんの手中にあったデビが、社会の
一員として手を離れてしまうような、嬉しくもあり寂しくもあり。
幼稚園に行くに当たって二つ懸念点がある。
まずは、トイレトレーニングが完了していないこと。
オシッコは殆どOKなんだけど、ウンチがどうしても・・・
かみさんも硬軟使い分けて教えるんだけど、何故か上手くいかず、
かみさんのイライラも募っている。
次に、会話。
まだまだ上手に話せないことが多くて、親としてはそれが可愛い
んだけど、友達と上手にコミュニケーションが取れないのでは、
と心配になってしまう。
毎日のように近所の同年代を始めとする、子供同士が集まる場に
はいるんだけど、どうもねぇ。
まぁ、世界の王さんも3歳になるまで歩けなかったなんて話があ
るみたいだから、時間にまかせるしかないだろうけど。
さて、オバマ大統領の就任演説。
演説内容を読んで、心底感動してしまった。
「これから」に希望と勇気を持てる、素晴らしい演説だと思う。
小さな事を揶揄することなく、ただ、「これから」に思いを馳せ、
自分の関わり方に思いを巡らせ、行動に結び付けたいという意志
を生む、素直に率直に同意できる言葉の数々。
同時にアメリカ人がとても羨ましいと感じ、彼らが今感じ、実行
に移そうとする空気や熱気、やる気といったものに渇望する自分
を感じた。
現状を打開するには、自ら行動を起こすべき、という建前は誰も
が頭では分かっている。
だけど、現実的に打開できる範囲や事柄は個人的なものに限られ、
結局努力も元の黙阿弥になってしまうことも分かってしまってい
る。
だけど、圧倒的な権限や影響力を持った国のトップが、自らの言
動や生き様を律し、その上で「やろう」と言ってくれるのは、何
よりも背中をポンと押してくれ、今まで目を背けたり、何かのせ
いにしてきた事柄に当時者として向かい合う力になると思う。
そういう意味で、アメリカ人は稀有な指導者に引っ張られるんじ
ゃなく、背中をポンと押してもらえたわけで、それがとてつもな
く羨ましい。
彼らはもう独りよがりになる事を恐れる必要はなく、隣の人、職
場、友人、家族、自分が関わるすべてのコミュニティにおいて、
背中を押されて思いを同じくする人がいて、前に向かい、善意と
希望を持って進んでいけるという確信を持てるんじゃないかと思う。
もちろんそんな人ばかりじゃないけど、心の大きな部分を、あの
演説で感じた希望が占めるんじゃないかなぁ。
翻って日本を見ると・・
やめとこう。今はただ、アメリカ人が「これから」を変えようと
していて、それが成功することを心から祈りたい。
やがて、その変化の潮流が日本に寄生する政管を押し流して、僕
ら日本人の背中を押してくれる指導者が生まれる事にほのかな希
望を持ちたい。