5歳と195日目 祝5歳

今日はデビの誕生日。
既に両家のジジ、ババからプレゼントは貰い、お祝いの食事もしているので、
何あげようかとかみさんと頭を抱えているところ。
先週木曜からようやく夏休みが取れたので、みんなで鎌倉のかみさんの実家
に里帰り。
金曜は朝からデビと二人で由比ガ浜に泳ぎに行った。
7月にかみさんが里帰りした際には、デビは波を怖がったり熱い砂を嫌がった
りで散々だったらしいから、ここはお父さんが楽しい夏の思い出作りに一役
買ってやろうと。
海までは歩いて5分なので、二人とも水着のまま、浮き輪を抱えて歩いて行っ
た。
僕自身、夏の海水浴場に行くのは、実は結婚以来初めてかもしれない。
テレビで由比ガ浜の海の家のお洒落な雰囲気とか見ていて、目の前にそれが
あったのに全然足を向けていなかった。
僕は色白なので日に焼けること自体が苦行だし、暑いし、砂が面倒だし・・
久しぶりに行った海水浴場は凄かった。
まず、海の家がとにかくお洒落。
畳とかヨシズとかラムネやかき氷、カレーやラーメンといった雰囲気が殆ど
無くて、スペイン料理とかリゾート感たっぷりのバーとか、とにかく大人向
けのアミューズメント要素がたっぷり。
来ている女の子がこれまた凄い。
どちらのモデルさんグループですか?みたいな子達があられもない姿でビー
チに寝そべってる。
江の島、鵠沼、茅ケ崎辺りがキャピキャピしたギャルが多い印象に対して、
由比ガ浜はちょっと落ち着いてて年齢高めかな?
砂浜に入ってすぐの海の家のお兄さんにお願いして、ビーチパラソルをなる
べく海に近いところに立ててもらい、荷物をそこに置いていざ海へ。
波打ち際近くでビーサン脱いで、水の中へ。
僕自身、本当に久しぶりだったから、きっととても楽しい雰囲気出していた
んだろう。
デビも僕に釣られるように、浮き輪を抱えて何の抵抗もなく水に入ってきた。
波が崩れるところは、最初は怖がったけど「波が来たらジャンプ!」と教え
てやったら喜んで真似し始めて、「ほらもっと遠くに行こう」と促しても中
々そこから離れたがらない。
そのくせに、僕がちょっと沖に歩くと「ダメ〜!!」と悲鳴に近い声で叫ぶ。
ま、しゃーないわなと思いしばし付き合い、いざ沖へ。
波が崩れるポイントより沖に出ると、ゆったりと次々に波が来て、浮き輪毎
上下するのが面白いらしく、「ほら〜!パパ見て!波が来るよ〜!ほら!ち
ゃんと見て!」と大騒ぎ。
近くでプカプカ浮いてたギャルも「楽しそう〜」とデビを見て笑ってた。
しばらく浮き輪をあっちに押し、こっちにひっぱっていたら「チク!」と膝
の下に嫌な痛みが。
「あ〜やられた」と思い、とりあえず水の中でさすってチクチク痛むのを我
慢しながら波打ち際に戻ってくると、案の定クラゲに刺されてた。
そういえばお盆過ぎちゃってるなぁ、と昔父親に「お盆過ぎたらくらげに気
をつけろ」と言われ、「気を付けたって刺されるジャン」とか言い返してい
たことを思い出す。
パラソルに戻り、デビをバスタオルに包み、水を飲ませて休憩。
デビは周りのお姉さんの真似をしたがったので、浮き輪を枕にしてレジャー
シートに横にならせてやる。
そっかぁ、水着もビキニだし、周りのお姉さんと一緒って感覚なんだろうなぁ。
海から心地よい風も吹いてきていたので、デビも「あ〜気持ちいい〜」と一端
のギャル気分(笑)
僕も水を飲みながらデビと話しながら休んでいたんだけど、まぁ目のやり場に
困ること。
両隣も頭の上も女の子が水着で横になってて、どこを向いてもほぼ裸体(笑)
デビに海のあれこれを教えてあげながらも、どことなく集中力を欠くと言うか。
休憩後は波打ち際に近いところで、定番の山や城作り。
僕は何故か昔から砂で遊ぶ時は、砂で何か作るより、とにかく掘るのが好きで、
今回もデビが「見て見て〜富士山!」と遊ぶ横で、ひたすら深く掘り続けた。
水が湧いてきて、徐々に周りの砂を崩していくと、いつのまにか風呂桶のよう
な穴になり、水も太陽で温められて正に砂浜のお風呂になった。
デビは大喜びで「あ〜あったか〜い!パパも一緒に入ろ」と悦に入ってた。
第二回目の休憩をし、また浮き輪で沖で遊んだところでお昼になったので、海
で砂をおおまかに流して、家に帰ることにした。
足も砂まみれだったけど、帰ればシャワーあるってことで、二人とも濡れたま
ま家に帰る。
お昼になってこれから海に向かうって人達の波に逆行して、なるべく日陰を選
んで帰宅。
シャワーを浴びて飲んだビールと、冷えた御蕎麦は最高!
午後は昼寝。
昼寝していると耳に入っていた水がジワっと出てくる感覚なんかも本当に久し
ぶり。
その晩、夏休みの間デビに書かせている絵日記には、二人で海に行った様子と
「きょうはパパとうみにいきました。たのしかったです」の文字。
ずっと記憶に残っていて欲しいなぁ。